来年4月から2歳の息子が年少の学年になります。
もともとは、通わせたいこども園がありました。
「今の保育園に満足している。でも、こども園も気になる・・・」
「子どものためには、もっといろいろ経験できる園の方がいいのかな?」
わが家も、かなり長い間迷いました。
現在2歳の息子は、1クラス20人ほどの小規模な保育園に通っています。
先生方は本当に優しく、園長先生の子育ての考え方にとても共感できてこの保育園に入れて本当に良かったと、日々感じる事が出来ています。
それでも私は、以前から気になっていた大規模な認定こども園への転園を何度も考えてきました。
候補のこども園は、1学年170人。
制服があり、バス通園ができ、行事も今の保育園より多め。
小学校へ進むときにも、同じ園から行く友達がいる可能性があります。
役所から来年度の保育継続の書類が届き、いよいよ決めなければならない時期になりました。
何度も迷った結果、わが家は最終的に
今の保育園を継続することに決めました。
この記事では、なぜわが家がこども園への転園ではなく、今の保育園を選んだのか。
悩んだポイントも含めてまとめます。
同じように「今の園に不満はないけれど、ほかの園も魅力的に見える」と迷っている方の参考になればうれしいです。
- 結論|「どちらが良い園か」ではなく「今のわが家に合う方」を選んだ
- 理由① 信頼できる先生がいることは思っていた以上に大きかった
- 理由② 小規模園でも、十分に人との関わりは経験できると思った
- 理由③ 行事や特別な体験は、わが家では最優先ではなかった
- 理由④ 15時帰宅と預かり保育を考えると、今の生活の方が合っていた
- 理由⑤ 小学校の友達は「今から決め切らなくてもいい」と考えた
- 理由⑥ 「こども園の方がちゃんと子育てしている気がする」という自分の気持ちに気づいた
- それでも、こども園には今でも魅力を感じている
- 保育園とこども園で迷ったとき、わが家が最後に考えた6つのこと
- まとめ|迷った末に、わが家は今の保育園を続けます
結論|「どちらが良い園か」ではなく「今のわが家に合う方」を選んだ
わが家が実際に比較した内容をまとめると、こんな感じです。
| 比較したこと | 今の保育園 | 候補のこども園 |
|---|---|---|
| 園の規模 | 1クラス約20人の小規模園 | 1学年170人の大規模園 |
| 先生への安心感 | すでに信頼できる先生がいる | 早生まれなどのフォロー体制を確認済み |
| 人との関わり | 同じ友達とじっくり関係を築ける | さまざまなタイプの子と関わりやすい |
| 行事 | 一般的な行事が中心 | 行事・親子参加が多め |
| 通園 | 現在の生活に慣れている | バス通園で送迎負担は少ない |
| 帰宅時間 | 長時間預かってもらえる | 通常は15時には帰宅 |
| 預かり保育 | 今の生活のまま利用できる | 1回約500円 |
| 小学校とのつながり | 同じ学区に進む子はいなそう | 同じ学区へ進む子がいる |
| わが家の結論 | 継続を選択 | 魅力はあるが今回は転園しない |
こうして書き出してみると、こども園にも魅力はたくさんありました。それでも、わが家が大切にしたいことを優先すると、今の保育園を継続する方が合っていると感じました。
かなり長く悩みましたが、最後にたどり着いたのは、
どちらが一般的に良いかではなく、今の息子とわが家に合っている方を選ぼう
という考えでした。
候補のこども園にも、たくさん魅力があります。
今でも「通わせてみたかったな」という気持ちは少しあります。
それでも、ひとつずつ比較していくと、わが家にとって大切なのは
- 信頼できる先生がいること
- 息子が安心して過ごせること
- 集団生活の中で人と関わる経験ができること
- 家族に無理のない生活が続けられること
でした。
この4つを基準に考えた結果、今の保育園を続けることにしました。
理由① 信頼できる先生がいることは思っていた以上に大きかった
保育園継続を選んだ一番大きな理由は、先生方を信頼できていることです。
園長先生、副園長先生、担任の先生。
これまで関わってくださった先生方がとてもよく、安心して息子を預けることができています。
息子も今の園に慣れています。
こども園について調べていると、
「行事が豊富」
「教育内容が充実している」
「人数が多くて刺激がある」
など、魅力的な部分がたくさん見えてきます。
でも、毎日子どもと一番長く接するのは先生です。
「この先生たちなら安心してお願いできる」
と思える環境は、簡単に手放していいものではないと感じるようになりました。
もちろん、今後クラスが上がれば担任の先生は変わります。
上の学年の先生とはまだあまり交流がないため、これから園の雰囲気が変わる可能性もあります。
それでも、園全体として感じている安心感は、わが家にとってかなり大きなものでした。
理由② 小規模園でも、十分に人との関わりは経験できると思った
今の保育園は1クラス20人ほどの小規模園です。
一方、候補のこども園は1学年150人を超える大きな園。
ここは最後までかなり迷いました。
私は息子に、
いろいろな人と関わりながら、コミュニケーションを取れる子になってほしい
と思っています。
大規模なこども園なら、いろいろなタイプの子と出会えます。
クラス替えがあり、関わる友達の幅も広がるでしょう。
その環境には今でも魅力を感じています。
一方で、考えてみると、コミュニケーション力は単純に「会う人数が多ければ育つ」というものでもないと思いました。
小規模園でも、
「一緒に遊ぼう」
「貸して」
「嫌だった」
「ごめんね」
そんな毎日のやり取りがあります。
仲良くなったり、けんかしたり、仲直りしたり。
同じ友達と長く関わるからこそ学べることもあります。
そして先生の目が届きやすい環境で、人との関わり方を丁寧に見守ってもらえることも、小規模園の良さだと思います。
「同じ20人で数年間過ごしたら飽きてしまわないかな」
という心配は今でも少しあります。
それでも、息子に必要な集団生活や人との関わりは、今の園でも十分経験できる。
そう考えるようになりました。
理由③ 行事や特別な体験は、わが家では最優先ではなかった
候補のこども園は、今の保育園より行事が多くあります。
一方、今の保育園はいわゆる昔ながらの保育園です。
発表会のような行事、お楽しみ会、お祭りなど、一般的な行事はありますが、頻繁に特別な活動や外出があるわけではありません。
以前は、
「こども園の方がいろいろ経験させてもらえていいのかな」
とも思っていました。
でも、自分が息子に本当に経験してほしいことを考えてみると、行事の多さはそれほど重要ではありませんでした。
旅行やお出かけ、さまざまな体験は、家庭でもできます。
一方、園に求めたいのは、
毎日の集団生活の中で、人と関わる経験を積むことです。
そう考えると、
「行事が多い園=わが家にとって良い園」
ではありませんでした。
むしろ親子参加の行事が増えれば、親側の負担も増えます。
園選びでは、「あったら楽しそうなもの」と「わが家に本当に必要なもの」を分けて考えることが大切だと感じました。
理由④ 15時帰宅と預かり保育を考えると、今の生活の方が合っていた
候補のこども園にはバス通園があります。
送り迎えがなくなるのは、とても魅力的でした。
以前あった保護者の会も現在はなくなっているそうで、親の負担も思っていたほど大きくありません。
ただ、私が最後まで引っかかったのが帰宅時間でした。
通常なら15時前ごろには帰宅します。
毎日の生活を考えると、私にとって15時はかなり早い。
預かり保育を利用して、遅い時間にバスで帰宅することもできます。
ただ、検討していた園では1回500円ほど。
仮に月20回利用すれば、
500円×20回=月約1万円です。
もちろん、月1万円で午後の時間を確保できると考えることもできます。
それでも私は、
「そこまでして今の園から転園する必要があるのかな?」
と考えるようになりました。
今の保育園なら、すでに無理なく生活が回っています。
親が余裕を持って過ごせることも、子どもにとって大切な環境のひとつ。
今回はその部分も大切にすることにしました。
理由⑤ 小学校の友達は「今から決め切らなくてもいい」と考えた
転園を考えた理由のひとつに、小学校入学後の友達のこともありました。
もともと息子を通わせたいと思っていた小学校は、現在校舎を建て替えています。
息子が入学する頃には新しい校舎になる予定なので、
「できればそこへ通わせてあげたい」
と思っていました。
ただ、今の保育園からその小学校へ進む子は、おそらくほとんどいません。
候補のこども園なら、同じ小学校へ進む子がいます。
知っている友達がいる方が、息子も安心するのではないか。
親の私自身も、知り合いの保護者がいる方が心強いのではないか。
そんなことも考えました。
でも、さらに考えていくうちに、別の選択肢も見えてきました。
今の保育園側の学区にある小学校の方が、自宅からはむしろ近いのです。
同じ地域から通っている子もいます。
今の保育園から何人か同じ学校へ進む可能性もあります。
つまり、
今の保育園を続けながら、小学校についてはその時に改めて考える
こともできます。
小学校は6年間通います。
校舎の新しさだけではなく、
- 自宅からの距離
- 通学路の安全性
- 近所に同じ学校の子がいるか
- 息子自身の成長や性格
などを見ながら、その時点で考えればいい。
まだ数年先の小学校生活のために、今の園を変えなくてもいいのではないか。
そう考えるようになりました。
理由⑥ 「こども園の方がちゃんと子育てしている気がする」という自分の気持ちに気づいた
今回、長く迷っているうちに、自分でも意外な気持ちに気づきました。
私はどこかで、
こども園に通わせる方が「ちゃんと子育てしている感じ」がする
と思っていたのかもしれません。
制服を着て、行事があって、教育的な雰囲気があって。
朝、候補のこども園の制服を着ている子どもたちを見ると、今でも少し心が動きます。
昔から「子どもを通わせてみたい」と思っていた園でもあります。
娘もその園には通わせなかったので、
「息子も行かなかったら、あとで後悔するかな」
という気持ちもありました。
でも、その気持ちの中には、息子のためだけではなく、
私自身の憧れや、周りからどう見えるかも少し混ざっていたのだと思います。
そこに気づいたことで、気持ちが整理されました。
園選びで大切なのは、
「ちゃんと子育てしているように見える園」
ではなく、息子が安心して過ごせて、家族に合っている園です。
親の負担が少ない環境を選ぶことは、手を抜くことではありません。
家族全体が無理なく暮らせることも、大事な子育ての条件だと思っています。
それでも、こども園には今でも魅力を感じている
ここまで書くと、「こども園に何か不満があったの?」と思われるかもしれません。
まったくそんなことはありません。
候補のこども園は今でも魅力的だと思っています。
特に気になっていたのが、息子が早生まれであること。
大人数の園でついていけるのか気になり、実際に園へ相談しました。
すると、早生まれの子についてもフォローできる体制があるとのこと。
安心できる答えをいただきました。
バス通園ができ、以前あった保護者の会もなくなっています。
大人数の中でいろいろな友達と関われることにも魅力があります。
「年中から転園するのもいいかな」とも考えました。
ただし、年中から必ず空きが出るわけではありません。
今回見送れば、将来入りたくなっても入れない可能性があります。
それでも最終的には、
「今入れるかもしれないから」という理由だけで、今うまくいっている環境を変える必要はない
と考えました。
保育園とこども園で迷ったとき、わが家が最後に考えた6つのこと
今回、かなり長い時間迷ったことで、園選びで見るポイントが少し分かりました。
わが家が最後に考えたのは、次の6つです。
- 先生を信頼できているか
- 子どもの性格と園の規模が合っているか
- 親が子どもに経験してほしいことと、園の方針が合っているか
- 預かり時間・費用・行事など、家族の負担は無理がないか
- 小学校とのつながりをどこまで重視するか
- 憧れや世間体ではなく、本当にわが家に合っているか
条件を並べるだけでは、なかなか答えは出ません。
でも、「わが家が絶対に譲れないものは何か」
を考えると、少しずつ整理しやすくなると思います。
まとめ|迷った末に、わが家は今の保育園を続けます
最初は、「大きなこども園の方が、息子にいろいろな経験をさせられるのでは?」
と思っていました。
小学校に知っている友達がいること。
いろいろなタイプの子と関われること。
制服を着て通う姿。
昔から通わせてみたかった園への憧れ。
どれも捨てがたい魅力でした。
それでも、最後に残ったのは、
今の保育園に安心して通えていることを大切にしたい
という気持ちでした。
信頼できる先生がいて、息子も慣れている。
小規模でも十分に人との関わりを経験できる。
園では経験できないことは家庭でも補える。
そして、今の生活が家族に無理なく合っている。
それなら、わざわざ環境を変えなくてもいい。
そう思えるようになりました。
園選びには、おそらく絶対の正解はありません。
大規模園が合う子もいれば、小規模園が合う子もいます。
教育内容を重視する家庭もあれば、預かり時間や先生との相性を大切にする家庭もあります。
だから迷ったときは、
「どちらの園の方が良さそうか」ではなく、「この子とわが家が、毎日無理なく心地よく過ごせるのはどちらか」
を考えてみる。
わが家の場合、その答えが今の保育園でした。
たくさん迷ったからこそ、最後は納得して「継続しよう」と思えています。
同じように保育園とこども園の間で迷っている方に、わが家の経験が少しでも参考になればうれしいです。

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